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「ザ・キャビンカンパニー大絵本展『童堂賛歌』」図録
¥3,200
カバーは「そらいろ」「ももいろ」「つきいろ」の3色ご用意しておりますが、どの色が届くかはおたのしみです。(色の指定はお受けできません) また、図録の中には、現在展示中の巨大画『童堂賛歌』に使用した、絵の具の「カケラ」が入っています。「カケラ」は、ひとつとして同じものはなく、「あなただけの色」となっています。
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小倉遊亀と日本美術院の画家たち展
¥2,596
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「滋賀の家展」図録
¥2,002
A5サイズ/約180頁 2024年9月刊行
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つくる冒険 ~日本のアール・ブリュット45人~
¥1,001
2024年4月29日から6月23日まで、滋賀県立美術館にて開催された企画展の図録です
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山元春挙 生誕150年
¥2,398
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voice-over 回って遊ぶ声 documents
¥803
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voice-over 回って遊ぶ声
¥2,002
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soft territory かかわりのあい
¥1,804
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人間の才能 生み出すことと生きること
¥2,002
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画家 泉茂の世界展
¥550
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シガ・アニュアル ’91 自己との遭遇 -パリに学んだエスプリ-
¥550
現在活躍中の若手・中堅作家の作品を通して、日本の現代美術の多様な状況を紹介する当館の自主企画『シガ・アニュアル』の第5回展として開催したもので、1970年代にパリの美術学校で学び、80年代以降着実な創造活動を展開している4人の作家、コリン・ミノル、立山正一、中島千剛、渡辺良雄の作品を取り上げた。 彼らはパリに留学し、フランスの現代美術の中に今なお生き続けている西洋文化の伝統と直面し、その伝統と対決するなかで、自己のアイデンティティーを模索し、独自の感性にもとづく造形表現を確立した。ともすれば流行に惑わされ、素材の新奇さや造形の面白さのみを追求しがちな風潮のなかで、自己のテーマを真摯に追求し、自分に見合った表現方法で創作に取り組んでいる作家たちの作品を展示することで、現代美術のひとつの在り方を提示しようとするものであった。
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シガ・アニュアル ’98 精霊の宿るところ -見えざるものの啓示-
¥550
『シガ・アニュアル』は、当館独自の年次展形式の企画として開催する現代美術展で、毎回テーマを設け、現在活躍中の若手・中堅の美術作家の作品を通して、現代美術の多様な状況を紹介している。今回の『シガ・アニュアル』は、科学や人間の合理的精神では捉えられない世界、人間を超越した実在的存在、宇宙と生命の神秘を探り、造形芸術によって表現しようとしている3人の作家の作品を展示・紹介した。 浅岡慶子は、果てしなく広がる闇の中に、光を発する不思議な球体が浮遊する「球(じゅ)」のシリーズと、ポリエステル樹脂でできた透明の球体の中に、鮮やかな色彩が乱舞する「ALAYA」によって、人知を越えた不思議な世界を垣間見させた。 黒川弘毅(ひろたけ)は、手で大まかに成形した窪みや土中に溶解したブロンズを流し込み、グラインダーで研磨した立体作品の中に、人間を越えた絶対的な存在を暗示した。 粟国久直(あぐに・ひさなお)は、方形の格子に仕切られ、色ガラスをはめた木製の収納棚の中に、蜜蝋でできた月や蓮の花、染色体などを収めた。それは過去から連綿と受け継がれた人類の記憶を伝える方舟であり、死者の霊と生者が共存する空間でもあった。 かつて美術は、芸術家や彼らの属する社会が抱く世界観・宇宙観と不可分に結びついていた。しかし近代に至り、芸術は自律性を標榜し、文学・哲学・宗教的な内容を排除するようになった。その結果、芸術はかつてもっていた豊かな意味内容を喪失するようになった。本展の出品作は、現代美術の中で見失われがちな深い精神性を宿し、目に見えないものを啓示する媒体としての役割を担うものであった。
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アートベンチャー冒険美術IV -夢でオド口キ-
¥550
展覧会による美術入門編『』アートベンチャー冒険美術』の第4回展。これまでの“森”“大地”“水”といった素材に関わるテーマから離れ、今回は“夢”というキーワードのもと、芸術を生み出す原動力となっている人間の想像力をはじめ、不思議なものに対する驚きと畏敬の念、無意識が行ういたずら、知覚のマジックなど、「心」と「知覚」に関わる様々な芸術的要素を取り上げた。作品展示のほかに、ブラックライトで照らされた壁面に蛍光ペンで落書きをするコーナーや、コラージュやフロッタージュ遊びのコーナー、各種の遊具・資料展示なども設け、テーマを多角的に体験してもらえるよう工夫した。 さらに今回もクイズ形式で作品を楽しむ「冒険ガイドブック」の無料配布を、会場入口で行った。
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長浜・大通寺の精華
¥550
長浜の市街地に建つ大通寺は、浄土真宗大谷派(東本願寺)の有力な別院で、長浜御坊と呼ばれ、篤い信仰を集めている。平成10年(1998) より実施された、大通寺の文化財総合調査の成果を、調査に参加した市立長浜城歴史博物館・彦根城博物館・滋賀県立近代美術館が、おのおのの館の特性によって共同企画した展覧会で、当館は「長浜・大通寺の精華-近世寺院と障屏画」と題して、絵画と彫刻を中心に展示・公開した。なお、県内の三館でひとつのテーマにもとづいてほぼ同時に開催したこの展覧会の方式などは、新しい展覧会の方法を摸索するものとして、斯界の注目を浴びた。
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滋賀の現代作家展 岡田 修二
¥550
「滋賀の現代作家展」は、地元滋賀県ゆかりの優れた現代作家を、日本画、洋画、工芸、現代美術、写真などの幅広いジャンルの中から毎年選定し、作家と作品の全貌を全国に向けて発信する、当館の独自企画によるシリーズ展である。 第2回目の今回は、滋賀県守山市在住の画家、岡田修二を取り上げ、彼の絵画世界を紹介する初めての本格的な回顧展を開催した。 1959年香川県高松市に生まれた岡田修二は、1987年に愛知県立芸術大学大学院を修了後、大手広告代理店に入社。アート・ディレクターとして広告に関する企画制作などを手掛ける一方で、1991年頃から顕微鏡写真を用いた作品の制作を開始し、以降、様々な視覚イメージを駆使しながら、一貫して我々人聞がいかにしてモノを見ているか、その見るという行為そのものを絵画の主題として探求している。1994年からは大学の教員に転じ、後進の指導にあたりながら精力的に作品を発表し、新進気鋭の画家としてよく知られている。 顕微鏡写真を用いたレリーフ状の実験的な作品からスタートした岡田は、次第に顕微鏡から得られた微生物のイメージと、文字や記号のドゥローイングとを重ね合わせたダブル・イメージによるパネル構成作品<ノートリアスの日記>/<遅延・束縛・停止>シリーズに移行し、1996年頃からは画面一杯に拡大された人間の顔や手のイメージに顕微鏡写真の画像を重ねた<Take>に到達する。一見、モノクロ写真と見紛うほどリアルに描かれたこのシリーズにおいて、岡田は日常の視覚世界と極小の視覚世界とをオーバー・ラップさせることで、絵画をめぐる視覚の本質を問う独特のスタイルを確立する。さらに近年では、自宅近くの琵琶湖畔の植物を描いたシリーズ<水辺>を新たに展開している。 今回の展覧会は、近年の大型作品を中心に、初期のレリーフ作品から初公開の新作まで約30点の作品によって構成される大規模な回顧展となった。
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柳宗悦展─暮らしへの眼差し─
¥550
民芸運動の創始者にして、優れた思想家でもあった、柳宗悦(やなぎむねよし・通称やなぎそうえつ 1889-1961)が創設した、日本民藝館に収蔵される、興味深い収集品を中心に展示・公開する、大規模な「民芸」の展覧会です。併せて、その思想を継承しつつ展開させ、日本民藝館長もめ、工業デザイナーとしても活躍した、宗悦の子息、柳宗理(やなぎむねみち 通称やなぎそうり 1915-2011)の作品も、展示・公開します。宗悦が、「美術というよりも、むしろ工芸」とよんで高く評価した、滋賀にゆかりの大津絵なども、ご覧頂けます。
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フランスコミック・アート展 知られざるフランスコミックバンド・デシネの世界
¥550
日本、アメリカに勝るとも劣らないコミック大国フランスでは、コミックは「第9番目の芸術」と呼ばれ、独自の進化をとげている。この展覧会は、日本であまり知られてこなかったフランスコミックの全貌とその芸術的な世界を紹介するもので、公立美術館としては初の試みであった。この展覧会は、メビウス、エンキ・ビラルなど日本の漫画家にも大きな影響を与えた大御所作家から、従来のフランスコミックとはことなる表現を模索する新進気鋭の作家たち総勢15人を原画と資料で紹介、また出版文化としての歴史を示す出版資料、映像などを展示し、フランスコミックの世界の広がりを紹介した。 なお、本展は、川崎市市民ミュージアム、横山隆一記念まんが館に巡回した。
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開館20周年記念展 コピーの時代 -デュシャンからウォーホル、モリムラへ-
¥550
戦後のアメリカと日本の現代美術を収集方針に掲げる当館は、数多くの現代美術の展覧会を開催してきたが、その精華ともなり、開館20周年を記念する本展では、現代美術における「引用と複製」という問題にスポットをあて、現代美術への新しいアプローチを提示し、その可能性を探った。
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静岡県立美術館・滋賀県立近代美術館の名品80点でたどる 美術の20世紀 -豊かなる表現-
¥550
静岡県立美術館と滋賀県立近代美術館の共同企画展第2弾。両館は、平成12年(2000年)度に「日本画の情景-富士山・琵琶湖から-」と題して、室町時代から今日にいたる日本画の風景表現を主題にした企画展を行っているが、今回は、20世紀という激動の時代に焦点を当てた。それは、めまぐるしい変遷を遂げた20世紀美術の流れを、新たな視線から捉え直し、現在の我々が置かれている状況や未来に向けた創造の可能性を探求する試みであった。 本展の特徴は、作品の制作年代順、あるいはジャンル別に作品を展示するのではなく、20世紀を特徴づける8つのテーマ -「日本における近代絵画の成立」 「画家の求めた風景」 「大正の細密画」 「ファシズムと戦争、人間性の希求」「色の可能性、形の力」 「女性の時代・それぞれのアジア」 「触覚性の開拓」「越境する美術」- を設けて、それぞれの切り口から、作家の感性や表現の多様性、独創性を明らかにしようとするものであった。出品作品の内容は、両館のコレクションを中心に、静岡市立芹沢鮭介美術館などのご協力も得て、日本画と洋画、現代美術、彫刻、工芸など、幅広いジャンルの作品76点によって構成された。 なお本展は、当館に先立つて静岡県立美術館で開催された。
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H.C.アンデルセン生誕200年展
¥550
2005年が、デンマーク生まれの童話の父アンデルセンの生誕200周年にあたるのを記念して開催した展覧会。第1部では彼の故郷オーデンセ市にあるアンデルセン博物館が所蔵する自筆童話原稿、彼自身によるスケッチや切り絵作品、遺品、当時のファッションや風俗を物語る写真、オリジナルの挿し絵、各国語の初版本などを展示し、併せて(財)大阪国際児童文学館が所蔵する明治・大正・昭和時代に日本で出版されたアンデルセンの図書資料等を展示した。第2部では“現代によみがえるアンデルセン”として、デンマーク国HCA2005基金の公認を受けたアンデルセン生誕200年アジア事務局からの依頼により、国際アンデルセン賞受賞作家6名を含む国内外の著名な絵本作家たち20名が描いた、生誕200年記念オフィシャル・ポスターの原画と、生誕200年を記念して出版された『アンデルセンの絵本12巻・別巻1』の原画約130点を一挙に展示した。また特別出品作品として、絵本作家・佐々木マキ氏が初めて手がけた絵本「私家版・絵のない絵本」の一般初公開を行った。
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没後35年 黒田重太郎展
¥550
滋賀県出身の洋画家・黒国重太郎(1887-1970)の没後35年にして初めての回顧展。二度の渡欧をへてキュビスムの紹介者として作風を確立し、日本的な洋画のあり方を生涯にわたって追究した画業の全貌を振り返るとともに、二科会・二紀会の中心メンバーとして関西洋画壇を盛り立て、多数の著述を著わし、教育者として後進の育成に努めるなどした黒田の多様な業績を紹介した。
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見つめて、シェイクスピア—美しき装丁本と絵で見る愛の世界—
¥550
Looking at Shakespeare 16世紀エリザベス朝時代のイギリス(イングランド)を代表する劇作家で詩人のウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare, 1564-1616)。彼が遺した名作の数々は、没後400年を経た現在でも、その魅力は少しも色あせず、世界中の人々を感動させています。 シェイクスピアの生誕450年を記念して開催する本展覧会には、2人の主役が登場します。最初の主役は、戯曲の名場面を描いた絵画や版画、そして挿絵本の数々です。フランス・ロマン主義の巨匠ウジェーヌ・ドラクロワによる版画集『ハムレット』、マルク・シャガールの連作版画『テンペスト』、日本でも人気の高い挿絵画家アーサー・ラッカムやウォルター・クレインの美しい挿絵本など見所満載です。 もう1人の主役は、約80点にのぼる個性豊な装丁本です。 これは、世界でも権威のあるイギリスの装丁家協会「デザイナー・ブックバインダーズ」が、2013年に行った第2回国際コンペティションの入賞・入選作品です。コンペティションのテーマは、「シェイクスピア」。世界中の装丁家が、シェイクスピアの著書や関連書物に、高度な技術を駆使して、斬新、美麗な装丁を施しています。 『ハムレット』『オセロー』『リア王』『マクベス』の四大悲劇、『夏の夜の夢』や『ヴェニスの商人』などの喜劇、若い恋人たちの悲恋を描いた『ロミオとジュリエット』。鋭い人間観察と深い人間愛に貫かれたシェイクスピアの世界を「視覚イメージ」を通して、じっくりご鑑賞下さい。
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江戸へようこそ!浮世絵に描かれた子どもたち
¥1,100
Welcome to Edo! Children Depicted in Ukiyo-e Prints 浮世絵には、子どもをめぐる江戸文化のあり方を伝えてくれる作品が少なくありません。美人、役者、風景を代表主題として認識することの多い浮世絵ですが、子どもを題材とした浮世絵もまた重要な分野であり、大きな需要があったことは特筆すべきでしょう。 親は子を宝として守り育て、ふれあいを大切にし、心づくしの玩具や屋内外での遊びの機会を与えました。一方で、寺子屋での学習や諸芸の稽古事にも熱心で、江戸の子どもたちは十分な教育を受けることができました。注目すべきことは、これらの子どもを巡る光景がありきたりの日常であったにも関わらず、絵の主題となり、それを購買する人が多くいたという点です。幕末・明治期に来日した多くの外国人が、日本の子どもが非常に大切にされ、幸福そうにしていることを印象深く書き残し、日本を「子どものパラダイス」とさえ評しています。子どもたちを無条件に愛し、守るべき愛らしい存在として描いてきた浮世絵は、美術的価値ばかりでなく、親が子どもを守り育てる本来のあり方を示してくれているようでもあります。 本展覧会では、I子どもへの愛情、II子どもの成長を願う、III江戸は教育熱心、IV 遊び好き・いたずら好き、V キッズ大行進—やつし絵・見立絵—、VI 子どもの好きなお話、という6つのコーナーに分け、公文教育研究会所蔵の子ども浮世絵コレクションを中心に約300点を展示します。 また、江戸時代の近江の子どもたちの暮らしや学びの一端を窺い知ることができる資料も合わせてご紹介いたします。 ※ 会期中に大幅な展示替があります。
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生命の徴─滋賀と「アール・ブリュット」─
¥1,001
Signs of Life: The Works Originated in Shiga 「アール・ブリュット」とは、もともと《生(き)の芸術》と訳され、正規の美術教育を受けず、発表や評価への願望からではなく、人間の生の根源にねざす創造の衝動から生まれてきた芸術を意味しています。 フランスの画家ジャン・デュビュッフェ(1901-1985)が定義づけたこの美術の概念は、ことに日本国内において、独自の展開をしていることは注目に値します。アール・ブリュットのひとつである、障害のある人々の造形活動に目を向けてみると、滋賀県の福祉施設で行われてきた、これまでの取り組みが浮かび上がってきます。 1つの出発点として挙げられるのが、戦後間もない1946年に大津市に設立された近江学園での、粘土による造形活動です。その活動は、教育的な営みとして、かつ職業訓練の場として始まりましたが、活動の中からは知的障害児たちの手による驚くほどのユニークな造形が誕生していきます。それは、粘土が自由な造形を導く素材であったこと、そして敢えて教えることをせず彼らの創造性を信じこれに委ねた優れた指導者が関わっていたことと、無関係ではありません。 その表現に対して大きな可能性を感じていた施設の職員や指導者たちは、施設での造形活動を即売会や展覧会という形で発表していきました。彼らの地道な取り組みはその後、アーティストとのコラボレーションによる新しい展開にも繋がっていきます。また、1981年より始まった「土と色」展は、障害者の造形活動と、それに伴う指導のあり方について、今なお大きな影響を与えています。 これらの活動を経た90年代以降、福祉施設で生まれた作品の一部がローザンヌのアール・ブリュットコレクションなどの国外の美術館でも紹介されるまでとなりました。 このような豊かな歴史を持つ滋賀県において、2019年、滋賀県立近代美術館は「アール・ブリュット」を新たなコレクションの核に加えた「新生美術館」として生まれ変わる予定です。 『生命(いのち)の徴(しるし)─滋賀と「アール・ブリュット」─』展は、新しい美術館の誕生に向けたステイトメントを示す展覧会として、滋賀県の福祉施設のユニークな造形活動の歴史を概観しながら、その先進的な取り組みがどのように継承され、展開してきたのかを参照作品を含めて展覧するものです。表現という可能性を知り、それによって広がった作り手たちの世界。本展は、彼らの生命(いのち)の徴(しるし)である数々の作品とその魅力に出会う、素晴らしい機会となることでしょう。 ※ 平成27年度文化庁戦略的芸術文化創造推進事業