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【残りわずか】名画につつまれる贅沢 珠玉のヨーロッパ絵画展 −バロックから近代へ−

¥500 税込

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印象派のモネやルノワールなど近代フランス絵画を収集するコレクターは、日本でも珍しくありませんが、それ以前の西欧のオールド・マスターの油彩画を所蔵するコレクターの数は多くはありません。そのような中で、長野市在住の長坂剛氏は、早くからバロック美術に注目し、作家の名前にこだわらず、独自の美的感性にもとづいて、17世紀のイタリアやスペイン、フランドルの優れた絵画を集めてきたユニークなコレクターです。
「歪んだ真珠」を意味するポルトガル語に由来すると言われるバロックは、美術や建築、文学、音楽など幅広い分野に見られる様式です。美術の分野では、15〜16世紀にイタリアに花開いたルネサンスが、均整・調和のとれた古典的な美を重んじたのに対して、続くバロック美術は劇的な構図や明暗の対比などを通して、人間の情感を豊かに表現し、17世紀のヨーロッパ各国で多彩な展開を遂げました。
長坂氏の関心はさらに近代絵画へと広がり、肖像画や風景画、風俗画など多様なジャンルの魅力的な作品が氏のコレクションに収まりました。本展は、多岐にわたる「長坂コレクション」の中から、その核をなす17世紀のバロック美術と19世紀の近代絵画を中心に、58点の油彩画をご紹介します。
聖家族(聖母と聖ヨセフ、幼児キリスト)のほのぼのとした情愛を描いた宗教画、水辺の情景をみずみずしい感性で捉えた風景画、野外でピクニックする人々や日だまりで遊ぶ子どもたちなど、何げない日常生活の一こまを明るい色彩で生き生きと描き出した風俗画など、いずれも心に残る名品です。市井の人々が日々の暮らしの中で愛し、彼らの精神生活を豊かに培ってきた西洋絵画を通して、ヨーロッパ文化の芳醇な香りと油彩画の醍醐味を存分に味わっていただけることでしょう。

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