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【残りわずか】絵本はここから始まった―ウォルター・クレインの本の仕事

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Walter Crane and Illustrated Books in 19th Century
 ウォルター・クレイン(Walter Crane 1845-1915)は、19世紀後半にイギリスで活躍し、現代の絵本の基礎を築いた重要な画家として知られています。
 1845年、画家の息子としてリバプールに生まれたクレインは、13歳の時、木口木版の工房に入り、そこでデッサンの基礎を学びます。その後クレインは、多色刷木口木版の技術を開発した彫版師・摺師のエドマンド・エヴァンズにその才能を見いだされ、二人は1865年に全頁カラー刷りのトイ・ブック(8-12頁ほどの簡易なつくりの絵本)を生み出します。それまで絵本のカラー印刷は表紙に限られ、なかの挿絵ページは手彩色でしたので、これは画期的な出来事でした。以来、クレインはエヴァンズとともに、絵本のヒット作品を次々と世に送り、一躍有名になります。
 1877年以降、クレインはトイ・ブックの仕事から手を引きますが、生涯、子ども向け・大人向けの挿絵の分野で数々の傑作を生み出します。その一方で、壁紙、テキスタイル、室内装飾などのデザイナーとして、またアーツ・アンド・クラフツ運動の推進者、社会主義活動家、装飾芸術の理論家、教育者、画家として多方面で活躍しました。
 本展は、本の仕事を中心に、クレインの芸術を本格的に紹介する日本で初めての展覧会で、クレインのほぼすべての絵本と主要な挿絵本を網羅する約140点の作品を展観します。またクレインとともに絵本の黄金時代を築いた画家グリーナウェイとコールデコットの作品約40点もあわせて展示し、ヴィクトリア朝のイギリスで華麗な花を咲かせた挿絵本の世界をご堪能いただきます。

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